ルーディー=ラッカー

異色の数学SF『ホワイトライト』でデビューし『ソフトウェア』で第一回フィリップ=K=ディック記念賞を受賞するなど、80年代を代表するSF作家であったルーディー=ラッカー。科学の解説書を書きながらサイバーパンク運動にも積極的にコミットし、かのブルース=スターリングをして「ラッカーこそ最強のサイバーパンク作家だ」と言わしめる。
本名はルドルフ=フォン=ビター=ラッカー。哲学者ヘーゲルの曾々々孫にあたる。
(資料:巽孝之サイバーパンクアメリカ』、R=ラッカー『時空の支配者』)