合宿お疲れさまでした

合宿全部のレポートは気力・体力と時間の都合上無理です。
簡単にまとめます。

  • 初日

夜の『アンドリューNDR114』読書会はとても良い読書会だったと思います。皆人アンドリューは楽しく読めたそうですし、発言も沢山出ました。論点も良かった。更に「それぞれの好きなロボット」という本来論点には無い論点で、R・田中一郎などが出ていたのは面白かったですね。因みにfuchi-komaは何と答えたか? もちろん名前の通りですよ。あれは素晴らしい萌えロボットですよ(ぉ

  • 二日目

夕飯前にタロット講座。一年生は一人なのであとの人は復習。みんな大丈夫だよね?
夕食後には『SF進化論』上映会。fuchi-komaの企画です。以前ディスカバリーチャンネルでやっていた1時間40分くらいの番組を、大型TVを借りてホールで観ました。SFの歴史をメアリ・シェリー『フランケンシュタイン』からヴェルヌ、ヴェールズを通して、〈アメージング・ストーリーズ〉の創刊、スペース・オペラの最盛期……となぞって行きます。基本的に初心者向けでありますが、SFの歴史を背後に流れる社会背景の変容と共に描いて行くので、内容のしっかりした大変良い番組です。評論家、編集者、映画監督に加え、グレッグ=ベアやサミュエル=ディレイニーなど著名な作家がカメラの前で当時の情勢を語っています。上映後の第一声は「ディレイニーの白髭が凄かった」でした。うん、確かに凄かった。H君の言っていた通り、後半は『スター・ウォーズ』『スター・トレック』など映画とSFの話になっていました。池田憲章先生の解説は時間の都合で端折りました。
次の企画では会誌ASOVの製作に関わる話。この企画で話した「学生の領分」という言い方はマズかったと反省しています。ただfuchi-komaは「皆が己の得意分野を使って能力を最大限に発揮出来る」という点でテーマを選んだ、という点を了解して頂きたく思います。もしfuchi-komaが好きな領域で作ったとしたら、恐らく誰にとっても面白いモノは作れなかったと思うのです。
おっと、これは内部の話ですからこれくらいで止めましょう。

  • 三日目

皆人死にそうでしたね。初日、二日目ともに、深夜〜早朝の日が昇る時刻まで起きて議論していたりアニソンを歌っていたりしたものですから、ま、当然です。お陰で会員の交流は深まったでしょう。あるいは溝が深まったかな? そんな事は無いでしょうが。
鴨川の気候は相変わらず気持ち良かったです。セミナーハウスは綺麗だし、食事もそれなりに美味しい。また来年以降の春合宿もここになるのかな。